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メンバー 研究概要 地図


量子化学研究室

  • 京都大学大学院理学研究科化学専攻

スタッフ


概要

 多様でエキサイテングな化学現象を支配する根本原理を、最新の理論体系を用いて解明する。様々な相を含み統計的な扱いが重要となる液体や固体、生体中の分子の動力学過程や緩和過程を理解することを主眼とする。動力学過程を調べるために経路積分法、量子Fokker-Planck方程式、確率過程的リュービュル方程式 、モンテカルロ法などの独自の手法を開発し、線形、・非線形分光の実験の観測量に対応した量を通してその特質を調べ る。必要に応じ量子化学計算や分子動力学などを通じて、分子のメクロスコピックなイメージに立脚したモデル化を行い、系に依存しない普遍的な概念を探求する。メンバーは統計力学、 量子化学、場の量子論等、化学、物理など様々なバックグランドを持った者により構成される。

概要のPower Point Slides


大学院で当研究室志望の学生へ

To be or not to be: 当研究室は理論の研究を行っており、多くの学生は研究職を目指し博士号を取得する事を目的としています。当研究室の修士課程に配属されるためには、大学院入学試験に合格する必要があります。(当研究室の定員は3名です。) 試験は物理や化学に関する基礎知識があれば解ける問題が中心であり、 修士課程での研究に必須の内容です。配属を希望する学生は過去の問題(特に化学物理、物理化学)を参考によく勉強してください。 他大学からの受験生も歓迎いたします。合否は試験の結果が全てであり、内部進学者との差別はありません。 学究の夢断ちがたく、会社を退職して再チャレンジしようという求道者も受け入れてきました。一方、入試成績が優秀で3回生終了時に卒研を除く卒業必要単位をほぼ取得するという条件下で飛び級入学も可能です。

Enter at your own risk: 博士号取得後、多くの学生は研究職を目指します。京都大学は研究者の育成において大きな実績がありますが、理論的な基礎研究で就職する事は、特に競争が厳し い分野であり(物性理論や素粒子理論よりはマシですが)、大学院+2年間程度でよい成果をあげないと、研究者として定職を得るのは困難です。世界の研究者を相手に競争し、生き残るためには知力はもちろん、身を切るような努力をし、競争の重圧に負けない精神力を持っていることも重要です。スタッフは険しい山を登る上で必要 となる様々な技術や、知識を教授する事は出来ますが、結局、登るのは自分であり、頼れるのは自分の頭であり手足です。皆が険しい山へ登る必要はありません。理論的研究を目指すなら、その点を覚悟して来る事が必要です。

Rome was not built in a day: 博士課程の学生も受け入れます。しかし、既に修士を終了していても量子力学や統計力学の基礎がしっかりしていない場合は、修士課程に再入学する事を検討してください。研究を行うための基礎がないまま博士課程に入学しても、3年で学位を取る事は困難です。修士からやり直し、博士課程を早く終了する事を目指す方が、 終了後の自由度を考えると無難です。博士号を取得するためには、新奇なテーマに対し調査・シミュレーション・解析し、概念を探り、理論を構築し、英語で質疑応答ができ、その結果を英語の論文としてまとめ る能力を身に着ける事が必須です。

Because they are there:  挑戦する事のリスクを計算し、それでも未踏の峰を目指し、そのための準備を行い、目標に向け努力を惜しまぬというならば、当研究室のスタッフに連絡してください。歓迎いたします。

大学院生受入実績:京大17(化学12、物理4、工学系1)、東大1(化)、名大1(化)、東工大1(物)、慶応1(物工)、早稲田1(化)


連絡先

 電話:075-753-4018 (秘書)

 Fax;075-753-4018 又は 4000

 住所 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町

 E-mail; tanimura (学科外の方は @kuchem.kyoto-u.ac.jp をつけてください)


WEB記載責任者:谷村吉隆