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谷村吉隆(教授) 1989年 慶應義塾大理工博士課程終了(久保亮五研究室)、理学博士(物理)、イリノイ 大学アーバナ・シャンペン校ベックマン研究所(P.G. Wolynesグループ)及びロチェスター大学化学科(S. Mukamelグループ)博士研究員、分子科学研究所助教授を経て2003年6月より京都大学大学院理学研究科化学教室教授。光化学反応、非平衡統計力学、物性等を中心とした化学物理理論がグループの主な研究テーマ。 縮約化された階層方程式、経路積分法などを基礎に散逸系内のトンネル過程、電子移動過程などを研究。これら表式を用いて多次元振動分光法を1993年に提唱。この分光法は分子の非調和振動子性に由来する散逸場内の量子効果について有用な情報を提供する手法である事を示し、その後の多次元分光法に発展に大きな寄与をしている。 その他のアクテビティ
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